これまでのご相談事例
-
家族に迷惑をかけたくないので、終活を始めようと思います。
考えつくことは、遺影写真を撮影すること、葬儀の段取りを決めておくこと、預金通帳をどこに保管しているか伝えておくことです。その他に、終活は何をすればよいのでしょうか。
-
ご家族の負担がないようにご自身で葬儀の段取りなどを考えられることは、とても良いことですね。
一方で、「終活」という言葉から葬儀が連想されてしまうのですが、実際には葬儀のこと以上にやるべきことがあります。葬儀のことは葬儀社の方も段取りをしてくれますが、あなたの財産に関わること、そして、あなたの心の中のものはあなたご自身でしか伝えることができないからです。あなたの財産は、あなたしか管理していません。あなたが、あなたの財産をどのように使いたいかは、あなたしか知りません。 終活では、あなたの財産を整理して記録すること、また、あなたに万が一のことが発生した場合にその財産をどのように使って欲しいかを伝えることに重点を置いて欲しいのです。
まず、あなたの財産がどこにどれだかあるか不明となってしまった、残されたご家族は、財産を把握するための調査をしなければなりません。また、あなたが財産を残された家族にどのように託すかを決めておかないと、その取り分の多寡によって争いが生じるものです。
まずは、エンディングノートにあなたの財産を記載し、その後でご家族で話し合いを持つ機会を持たれてはいかがでしょうか。あなたの意志をしっかりと伝えることが、後々の争いが起きる可能性を激減させてくれるのです。なお、よりきちんとした形で伝えるための手段が遺言になります。遺言についてご検討される方は、ぜひご相談ください。
-
母が亡くなってから7年の月日が流れました。私自身が生まれ育った実家であり思い入れがあることから処分することを考えてきませんでした。
しかし、母が亡くなってから7年の月日が流れ、そろそろ処分してもかまわないと思えるようになりました。空き家を売却するために何をすればよいか教えてください。
-
親御様を亡くされた後に、心の整理のための時間を持つことは大切なことと思います。
空き家だからといって、質問者様の思い出が残った大切な空間であり、おいそれと簡単に手放すことができないのは当然のことです。一方で、心の整理ができ空き家を処分してもよいと思える時期が来たのであれば、積極的に動かれることをお勧めします。空き家は、近隣の方からすれば放火や第三者による不法占拠等の問題が起きる可能性がある厄介なものだからです。
空き家を売却したいという方は、ぜひ弊社にご相談ください。空き家の再活用を事業目的とした弊社ならではの提案をいたします。必要な資料や手続きの流れ等、丁寧にお伝えします。
-
自分が亡くなった場合に、具体的に相続税をいくらくらい納めることになるのかを知りたいです。
また、適法の範囲内で、相続税額を小さくする方法があれば教えてほしいです。
-
相続税がいくらかかるかは、お持ちの資産や家族構成により千差万別ですので税理士に相談するのがよいです。
弊社の終活相談会では無料で税理士に相談いただけますので、ぜひご利用ください。なお、税理士に相談する際は、詳細な資料があると、より正確な税額の計算が可能となりますので、可能な範囲で資料提示のご協力をお願いします。
-
相続財産を巡って、兄弟で折り合いがつかず、ほとんど話し合いができない状態にまでなってしまいました。
どのようにすれば解決できますか。
-
相続財産を巡り、ご兄弟の間で争いになっているとのこと、ご心労のかかることとお察しします。
遺産分割について争いがある場合には、なるべく早い段階で法律の専門家に相談いただくことが肝要です。終活相談会では、弁護士・司法書士によるアドバイスを受けることができますので、ぜひご利用ください。
-
近所に窓ガラスが割れ、雑草が伸び放題の空き家があります。
長い間人が住んでおらず、放火される危険性を考えるととても心配です。所有者の方に改善してもらいたいのですが、何とかできますか?
-
近隣に空き家があり、迷惑を被っているという方も少なからずいらっしゃることと思います。
行政が何とかしてくれないのかという声もよく聞きますが、行政ができることは、きちんと管理をするように伝えることまでで、抜本的な改善まで指導できないのが現状です。また、相続人が多数になり権利関係が複雑になってしまっている場合には、なおさら問題解決へのハードルは高くなってしまいます。外部から問題解決のための働きかけをすることは難しいのですが、所有者の調査や所有者への接触が可能となる場合もありますので、近隣に長年人が住んでい内容な空き家でお困りの際は、弊社までお問い合わせください。
終活相談会のご感想
ご意見01
終活を考えるタイミングに、早すぎることはないと感じました。
(お悩み内容: 終活として具体的にやるべきことのイメージができなかった)
ご意見02
漠然と不安に思っていましたが、おおよその税額を聞くことができ安心しました。
(お悩み内容: 相続税がいくらかかるのか知りたい)
ご意見03
空き家になったまま放置していた実家を売却することに前向きになれました。
ご意見04
今後発生する相続に向けて、やるべきことが明確になった。
ご意見05
自分と家族のことをしっかり考える良い機会となりました。
弁護士の先生にも無料で相談させていただきありがとうございました。
ご意見06
親子で参加させてもらい、普段は話さないようなことを話すことができました。
終活という言葉を前向きに考えることができた気がします。